朝方に見てた夢の後味がすんごい悪くて、ちょっと凹んだ。
笑えるけど、ちょっと凹んだ。
相も変わらずコタツで寝てて、起きたら得ダネの小倉さんに
おはようございますと言われた。
それから昼過ぎに家を出るまでずーっとテレビを見ていたわけだけども
チャンネルかちゃかちゃしててもどっこも同じよなネタをやっているわけで
・風見しんごさんの長女事故の件
・そのまんま東さん宮崎知事当選の件
・兵庫のカラオケボックス火災事件
・渋谷バラバラ殺人事件
などなど
特に風見しんごさんは喪主のあいさつやインタビューで喋っているところが
何回も何回も放送されていた。
もう内容を覚えられるくらい何回も見た。
そしてその度に泣いている自分がいた。必ず、だ。
えみるちゃんの事を知っているわけでもない。
とりわけ風見しんごさんのファンだったわけでもない。
交通事故は驚くほど頻繁に起きていて、たまたまそれが芸能人の娘だっただけの話なのに。
不思議なんだけど、多分今もあのインタビューシーンを見ると
涙がこぼれると思う。
自分は人を笑わせる仕事。
娘のためにも明るくいることが自分の義務だ。
そんなことを風見さんは仰っている。
その心中を思うには、今の自分には底知れないものがある。
最愛のものを失ったとき、自分はもう一度笑えるようになるまでにどれだけの時間を要するんだろうか。
風見さんは早々に仕事に復帰されるという。
一般の会社員ならば、忌引休暇が取れるのは1週間程度。
いくら最愛の人の死とはいえ、現実は非情にも流れていく。
誰かのためにとまったりなんてしない。
時間は誰にでも厳しくて、誰にでも優しいね。
長女えみるさんのご冥福を、ささやかながらお祈りしたいと思います。