人気ブログランキング | 話題のタグを見る

蛇にピアス

何年か前の芥川賞受賞作。作、金原ひとみ、集英社。

ヨンダコトアリマスカ?


ピアスを開けると運命が変わる

なんてよく言いますけれども。
あながち嘘じゃないと思うわけ。
自分を変えたくて、ピアスを開ける、タトゥーを彫る。
ほとんど自虐行為。
でも、その痛みが欲しい時だってある。でしょう?

表題の物語の主人公ルイは、スプリットタンをもつアマと出会う。
人間的な好意よりも、スプリットタンに惹かれ同棲し始める。
やがてルイもスプリットタンという名の肉体改造に取り掛かる。
そして同時にタトゥーも手を伸ばす。

親からもらった身体に傷をつけるなんて。
世間一般はそう言うだろうか?

そんなこと、言われたくない。
確かに親からもらった身体ではあるけれど。
でも生きてる限り傷がつかないわけはない。
肉体的にも精神的にも。
今更傷の一つや二つ増えたところで何も変わらないでしょうよ。
外から見えない傷の方が深い事だってあるんだから。

ルイが肉体改造したかった理由もわからなくはない。

ピアスホールを開けること。
痛くないわけがない。
痛いよ、そりゃ。
でも、そうしてまで開けたいんだから。
傷が穴に変わって、身体の一部になるんだから、人間の身体って不思議。
人のココロもおんなじかもしれないね。




以前ヘソピを開けてみたんですが。
安ピンぶっさす位置が浅すぎて、取れちゃいました。
せっかく定着したと思ってたのにかなりショック。
痛いんだぞ、やっぱ腹は。

でもな、諦め切れないわけよ。
たとえ人様にお見せできる腹じゃないにしても!
たとえジコマンだとしても!
たとえ献血できなくなろうとも!

と、思ってたんですよ。
もう耳に開けるのには飽きたことですし。
かと言って鼻とかまぶたとかは・・・顔はちょっとってカンジだし。
とくればあとはヘソしかないべ。

今日万札崩すために買ったんです、コンビニで雑誌を。
その名も北陸最新トレンドマガジンzouss!
(中の紙面が分厚くて意外な感じ。情報誌なのにコラムが多いのにびっくり。)
「とっておきの店」ってことで紹介されていた一角に目が釘付け。
どうやらそのお店、片町にあるらしい・・・
北陸唯一のボディピ専門店SteelBody!
ピアッシングは個室完備、衛生管理万全だとか。

・・
・・・
・・・・ニヤリ


ピアス開けたいな~、なんて思ってる人いませんか!!!
ピアス好きな人いますでしょ!!!
行ってみませんか!!!
(一人では行けない、結局チキンなあたい・・・)
by miyuki_oda | 2006-05-09 22:13 | ひとりごと